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逃げていくフレイムイーターを見送る貴方。目的の物を手に入れられなかった貴方は失意のまま、名工の下へと戻って来た。あの洞窟をどうやって戻ってきたかは正直覚えていない。
「手に入れられなかったか。ま、しゃーねーやな。生きてりゃ何時か手に入れられる日も来るかも知れねえ。お前さんの手から逃げ延びたフレイムイーターはもうあそこは引き払ってるだろうがな」
肩を落とす貴方に名工が提案する。
「お前さんは鞘が欲しい。でもずっと使える鞘の材料は手に入らなかった。そしてここにはちょっとばかしの間使える鞘を作れる儂が居る。……どうでぇ? 暫くこの国で働くってなぁよ? あれだったら骨を埋めても良いかも知れねえ」
そんな言葉に貴方は何故か素直に頷くのだった。
「じゃあよろしくな。炎剣の剣士様よ」
隣国に定住エンド Normal Ending
GameOver→https://estar.jp/novels/25798313/viewer?page=97
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