でぃあー。愛しきキミへ

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『キミは野に咲く一輪のバラなんだ。いや、バラに咲くひまわりなんだ。いいや、ひまわりの種なんだ。それを美味しそうに食べるリスなんだ。俺はハムスターを飼ってるんだ。可愛いんだ。話は変わるけど。』 文脈ーー! なにが!?どうなの?わたしはいったい何者よ?! 『ハムスターは夜行性。俺もそう夜行性。だけどキミは光合成。yeah!!』 あかん。 痛すぎ。 恥ずかしい。 『俺はある賭けをしたんだ。バスケのシュート。リングにボールが入れば俺の勝ち。入らなければ俺の負け。』 いったい何と戦ってるんだ? こいつは。 『思い切って投げた。キミに届けーって! 勢い余って天井に挟まっちゃってさ! あはは!』 今日落ちてきたボールーー! 犯人おまえかーー! おでこに届いたわーー! 『おれ、けっこうキミのことよく見てるよな。ストーカーみたいでさすがに引くよな。』 別の意味で引いたわ。 『でもまあ、そんなこんなありまして。』 どんなだよ。 『これからも、ヨロシク!』 締め方ーー! よろしかねーよー!
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