異世界に

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異世界に

※この部分は短いです。 「つまらないな。この世界にも飽きたな」  幸太郎は呟いた。 「そう言えば、親父が使った転送マシンがあったな」 (まだ、使えるか分からないけど、見てみるか) *** 「あっ、あった」  親父がいなくなって数年。マシンはホコリをかぶっていた。 「落とさないとな」  雑巾でホコリを落とす。 「中は大丈夫だな」  電源をつけて、中に入る。 「何も持っていかなくて大丈夫かな?」  中の転送ボタンを押す。マシンが動きだし、転送が始まる。 「よっしゃあ!」  幸太郎は異世界に旅だった。
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