0人が本棚に入れています
本棚に追加
「で、あなたは誰なの?」
「やっぱり分かっちゃいます?」
「私に嘘は通じないわよ~
あなたより何年人生の先輩だと思ってるの?
あ、でもやっぱり数えるのやめて
年がバレちゃうから」
「実はさっきあったばっかりで」
「あら、大胆な子ね
さっきあった子の母親にもう会いに来るなんて」
「そんなつもりはなかったんですけどね
なんか着いていってもいいかなって
思っちゃって」
「変な子ね
でも面白い子」
「ホントですか?」
「拓磨も嫌そうだけど
なんか楽しそうだった」
「あ、拓磨って言うんですね」
「あら、そこから?」
「はい」
「ホント不思議な子ね」
「すいません」
「あなたの名前は?」
「しほって言います」
「しほちゃんね
あの子もうすぐ戻ってくるから
この話は内緒ね?」
「はい、
そういうの大好きです!」
最初のコメントを投稿しよう!