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その夜。
俺は、彼女の事を考えていた。
彼女は、今も、昔も、根本は、何も変わっていない。
俺にとっては、今も変わらず、大好きで大切な女性。
前世の記憶が無ければ、一目惚れっていう事になるのだろうか。
今世で、再び夫婦になれなくても良い。
彼女が、笑顔で過ごせるなら、それが1番だ。
彼女にパートナーが居るなら、何も告げないでおこう。
彼女に再び出会えただけで、幸せだ。
俺は、僧侶だ。
彼女の幸せを祈り、見守っていこう。
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