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衝撃的過ぎて
「ちょっと待ってくれ」
「離婚はないだろ?!」
そんな言葉も出なかった。
彼女が言い出したときには
離婚は決定事項だった、
コチラの意見はないのだ。
「身体一つで出ていくわ。
落ち度は私にあるのだから」
その通り、いつも仕事へ
出掛けていくような様子で
離婚届けの用紙だけをおいて
彼女は行ってしまった。
僕は呆然と二日ほどを過ごし、
また勤めに行き、数日・・・
夜になっても彼女が帰らぬことで
これは間違いない現実だと知った。
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