ノスタルジック・ファンタジー2 軍師グラフマ・ブラグマ

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             ケイアス、翔ぶ むおおおおお 最後の、最後のエネルゲを使いきり、次元ホールを造り出すグラフマ。 「ケ、ケイアス。 いるか?」 「お近くに。」ブラグマ直属のシノビであるケイアス・ブラッドは、跪いて声を出した。 「行け。 この穴から城の外へ脱出し、 そして、王が、 王子たちがどうなったのか想念で調べ、 そして、 お前の判断で動いてくれ。」 「わかりました。」 ケイアスは一瞬、自分は傭兵ギルドから派遣されただけの、ただの雇われであると言おうとしたが、その想いを打ち消し、躊躇なくその次元ホールへと飛び込んだ。
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