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「ここ俺の家。調度良かった流石右京」
「いえ当たり前の事をしたまでです。ではこちらへ『麻痺』様」
「その名前で呼ばないでー!」
じゃなぁーい!俺の家!?こんな富豪のような人が暮らす家が?そこら辺のちょっとお金持ちの人ではなく正真正銘のお金持ちじゃなければ住めない家や土地だよ!
「はい。これで処置は終わりました」
「ありがとうございます」
じゃない...いやお礼はちゃんとら言わなくては。ではなくて!!
「お茶を入れますが何がよろしいですか?甘い物は大丈夫でしょうか?」
「麻痺ちゃん珈琲飲めない。カフェオレかラテなら飲める。それか紅茶。甘い物に目がない」
「はい。承りました。それなら準備していた様にお持ちします。少々お待ち下さい」
何にも言葉発してない間にトントン拍子に話が勝手に進まれてる。コーヒー(ブラック)飲めない事もオレかラテなら飲める事も甘党なのもこの人、本当にあんな短期間で覚えていたなんて。そういうの好感度上がるだけど。でも逆にビックリするほどやはりキモイとこもある。
「あっ!!いや、もうおいとま...ってもういない」
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