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「そうね。最後の晩餐じゃないけど、バターミルクコーヒーでもいただこうかしら」
「最後の?」
「なんでも無いわ、こっちのことよ。それよりも、バターミルクコーヒーを頂戴な」
行きつけのパブへと足を向ける。店内は昼過ぎだというのに若い女性でごった返しの賑わいを見せていた。
高カロリーかつ満腹中枢を長時間ハックする夢のエネルギー飲料に最近ドハマリしてるレベッカの元に、注文してすぐに特大グラスに注がれたバターミルクコーヒーが出される。
「さ、流石に多すぎ・・・・・・」
「大きさはサービスでございます。残されるのなら、ボトルに詰めますので大丈夫ですよ。レベッカ様がご贔屓にしてくれるおかげで、うちのパブはすっかりカフェになりましたので」
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