3人が本棚に入れています
本棚に追加
/7ページ
退勤、帰宅し、趣味のハンドメイドをやろうとして、気づきました。
真冬とコロナ禍ということもあり、私は連日編み物ばかりやっていました。その結果、中途半端な量の毛糸玉が残りました。
この毛糸でアームカバーを編み、施設に寄付という形で、ふみさんに使って頂いたら良いのでは!
うん、ひらめきました。
良い時代になりました。
インターネットから、編み図がダウンロードできるとは。大変便利です。
ですが。
編み物ばかりやっていたとはいえ、簡単な編み方しかできません。
編み図は読めなくないけど、凝った模様を編んだことがありません。
編み図を見て、うええ、と下品な声を吐いてしまいました。
難しい。無理。
でも。
できるようになったら、格好良いかも。
ふみさんが喜んでくれるかもしれないし。
自分で言うのも変ですが、頑張りました。
まずは練習から。編み棒4本で筒状に編む方法を覚えました。
それから、編み目を交差させて、縄のような模様を編む方法を。
かなりの達成感があり、習作をTwitterに載せてしまいました。自画自賛にも程があります。でも、ツイートに「いいね」を頂けたことが自信につながりました。
ふみさんは小柄で手足が細いから、習作よりも編み目が少ない方が良いかな。何色で編もうかな。何色が似合うかな。複数個編もうかな。
そんなことを考えながら、編みます。
そのうちに、ふみさんの喜ぶ姿が思い浮かび、エモくなってしまいました。
でも、これ、上司に無許可で行っていたのでございます。
最初のコメントを投稿しよう!