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○登場人物
・静夏
15〜18の少年。
二重人格の副人格。主人格は「静夏」といい、こちらが本来の名前。幼少時の悲惨な経験から、二重人格になる。
臆病な静夏を守る事を第一に考えており、その暁には、自らが消えて静夏が平穏に暮らせる事を願う。
・代末維波
自殺願望を持っていた、静夏と同年代の少女。
生まれつき、見聞きしたものを一瞬・永劫に記憶できる能力を持っていたが、その代償か否か、感性を持っていない。(人・景色の美醜の区別など)
それ故、他人との世界の齟齬に苦しんでいた。
静夏に恋心を抱いており、彼の願望に思い悩む。
・咲也
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