付和雷同

「え、いいな。音楽は中川さんをほかの人の世界に案内するから？」
「うん、そうみたい。」
「私も中川さんの世界について知りたい。」声はまだ震えて、なんかかわいいと思った。
「いいよ。質問があれば、どうぞ。小山さんに全部教える。」
「なら、…そういう風に生まれたの？」
「そう。」
「じゃ、世界はいつも暗いだったの？」「うん。」

「それは…」小山さんはここで止まった。まさか？
「泣いてる？」
「だって。中川さんが世界を見てほしい。ずるいよ！」この瞬間で変なことを感じた。急に小山さんのシルエットをかすか見えた！信じられない！彼女の肩を握って。
「見える！かすかなシルエットだけど、小山さんが見える！」顔はまだ見えないけど、彼女の表情は想像できた。

「え？でも、それは無理でしょう？」
「そうだけど、ちゃんと肩を握ってるでしょう？」
「そうですね。じゃ、中川さんのお母さんに伝えなかれば！」
「しなくていいよ。どうせ、だれも僕を信じられないから。」ちょっと悲しいけど、小山さんに信頼するけど、家族を信頼しない。
「じゃ、私たちの秘密にしよう？」
「しよう。」

「小山さん、教科書もってるの？」
「もってるけど、どうして？」
「母に小山さんと勉強するってから。」僕たちはテーブルの上に教科書を置いて、漫画の読み上げるを始めた。
『だって、キスしたいのに、できない！』アケミちゃんはすごく悔しくて、友達と話す。『まさか。そういう話は聞いたことない。キスって、そんなに難しくないよ。』