11.僕の力

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驚いた、、。 お母様が37歳とは、、。 もっと若く見えるのに セシルはなによりもそこに着目してしまった。 あれ?? なんかレベル俺より低くないか? 女性だからそういうものなのか? 「、、そうなのよ。普通はセシルと同じ歳の子供だとLvは2とか3とかくらいが普通なのだけど、セシルはなぜか15もあるのよね、」 と、母様は頬に手を当てて不思議そうに見つめながらセシルの考えを察するように説明してくれる。 「そして一般的に女性はLv10くらいしかないのと、男性でもなにもしていなければ成人で20くらいなのです。」 付け加えるようにモールト先生が話してくれる。 なるほど、、。 あれかな。早く立てるように喋れるように強くなれるように頑張りすぎちゃったとかかな。 たしかに毎日勉強はかかさなかったし、目指せお父様って感じで筋肉をつけようと筋トレメニューもかかさずやっていた。 ラッキー! 高いに越したことはないよねっ 「では、僕はお母様たちを守れるようにもっともっとレベルを上げます!」 大好きなお母様とお父様とあらにぃに迷惑をかけるんじゃなくて俺が守るんだ! と意気込んでそう言うと3人にまた抱きつかれてしまった 「もう!この子はなんていい子なのっ!」 「ああ、本当にいい子に育ったな!」 「大丈夫だよ。セシルは俺が一生守るから」 本当に暖かい また少し涙が出そうだったがこれ以上モールト先生に見せるわけにもいかないので我慢した 「ということでステータスはあまり人には見せない方がいいでしょう。今日はひとまずセシル様にご挨拶をしたかっただけですので帰ります。また明日からよろしくお願いしますね。」 モールト先生はそう言って立った あ!そうだ。 「モールト先生っ。これからよろしくお願いします!」 ちゃんと挨拶はしないといけないって教わったからここでもしっかりしておく 「っ!はい、お願いしますね」 優しい笑顔でそう言って帰っていくモールト先生をしっかり玄関まで見送った。 家族達も色々予定があるので自室に戻っていった。忙しいのに俺のせいで騒がせてしまって申し訳ない気持ちになった。 「忘れないうちにノートに色々書いておかなきゃ!」 さっきのステータス画面を忘れずにノートに書くのと同時に改めてよく見てみた。 魔力と知性が良い… 光魔法… これ、、俺騎士になれる、、?よな? 将来が不安になるセシルだった。
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