あとがき

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 そもそも、小説でもよく書いているとおり、誰がいつ死ぬかなんて誰にも分からないわけで。わたしも結構いい歳ですが生まれてこのかた災害の起こること起こること……。突然死した先輩も知っていますし、上京してからは人身事故なんて当たり前ですし、もうね。誰にいつなにがあってもおかしかない状況です。  だから、わたしのスタンスとして、常に、後悔のない人生を送りたいなってのがあって。明日死んで後悔するような生き方はしたくないんです。ぼーっとしてる時間もありますが、時間というものはものすごく貴重です。潰せる時間なんかイチミリもありません。  それは、他のかたにとっても同様で。ムーンで書いてた頃、読者層の年齢の高さが意外で驚きましたし。エブリスタの読者層は掴めていませんが、意外と年上のかたが読んで感想くださるんですよねえ。  となると、なおのこと。  貴重な読者様のお時間をわたくしめの小説に割いて頂いているのですから、そのことに対するプロ意識みたいなものは持っておかなければならないと思ってます。これから見ますがフィギュアスケートだって実はアマチュアですものね。熱中するとつい忘れちゃいますが……。
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