紅い人斬り

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江戸時代後期、動乱の時代と呼ばれる幕末時代。 外国から「黒船」が来航したことをきっかけに、日本は混乱に陥った。 日本を守るために外国と戦うべきという「攘夷派」、鎖国を解いて外国と交易を図るべきという「開国派」、そして、幕府は頼りにならないから、幕府を武力で倒そうという「倒幕派」など、様々な思想が生まれ、意見が異なるもの同士が時には血を流すようになった激動の時代。 そんな様々な思想が交錯する動乱の中心、京で、ただ生きるために刀を振るう少女が、一人の志士と出会い、愛することを知った。 初めて人を愛することを知った少女が選ぶ未来とは…。
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