カモ、カモ
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カモ、カモ
草いきれの強い風を、ユキは胸いっぱいに吸った。緑で埋め尽くされた阿蘇のカルデラが視界いっぱいに広がっている。南外輪山の一角、ここ俵山には多くの人が集まっていた。 「みんな、
準備はいいかな
(
アー・ユー・レディ
)
?」 彼女がマイクロホンにありったけの声をぶつけると、会場の群衆が声を上げる。 「イエス、カモ、カモ!」 ユキは振り返り、「カモ、
出番
(
カモーン
)
!」と声をかけた。
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