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孤独からの孤独
妹が生まれてから、俺は益々孤独を感じるようになっていた。
なぜなら家族、親戚、皆、妹ばっかりになっていってたからだ。
誰も俺を見てくれないし俺の事を適当にあしらっているのは子供ながらに感じていた。
そんな中、祖母だけは違っていた。
皆が妹を可愛がっているのに祖母だけは俺を誘って買い物や色んな所に連れて行ってくれてお菓子とか買ってくれていた。
祖母は「お前が寂しいのは知ってるよ、だからばあちゃんがこうやってどこにでも連れていくかいね」って言ってくれて、祖母の兄妹の所にも遊びに連れていってくれた
俺はそれが正直楽しかったし祖母といるのは幸せだった。
でも母さんや叔父は妹ばかり可愛がった
俺はいつも寂しくてすごく悲しかった。
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