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朝の電車って毎回疲れるとか思いながら
、駅に向かう。
爽やかな日差し、通勤する人々や学生に混じり国道沿いの歩道を歩く。
この道も通い慣れた。せめて今日はなにかいいこと起きないだろうか。
最悪の夜を体験したわけであって、そんなに悪質なナンパをされたわけでもなく。
最悪なのはあのシルバーウィングマンって変態だ。もう二度と出会いたくはない。
考えたくもないのに、考えてしまう。
とんでもないパンチ力で、そんなんだったらボクシングでもやってりゃいいのにとち狂ったヒーロー気取り。
ありえないでしょ、あのパンチ。何者なのやら。
言動から察するにモテたことないんだろーなと。
いつのも道の異変に雛は気付いた。
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