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ファーストコンタクト
小早雛(こばやひな)は会社からの帰り道を急いでいた。街の歓楽街、活気で賑わい人の往来が激しい。
今年で社会人二年目、大学を出てから大手の化粧品メーカーに勤め事務をしている。
そんな雛が、憧れているのが素敵な彼氏だ。
大学でも彼氏はいたが結局別れ、学生時代にも告白されたりもしたが、そんなものは単なる大人の真似である。
雛の顔立ちは美人と言えるしメイクも決まっている。社会人になって言えることは結局働くまでどんな男がいい男かわからないことだ。
大人な素敵な彼氏が欲しい。結婚にも当然憧れている。
同僚にも年の近い男もいるが、遊び覚え、まだまだ大人と言えない奴が多い。やっぱり彼氏にするならしっかり働いて、性格のいい人。
それが雛の願いだ。雛も若く、まだまだ彼氏を探すチャンスはある。お酒はともかく合コンにいくと、あんまりちゃんとした大人いないなーとなり、どうやって彼氏を見つけるか。
というかバカな男は多い。この道を通らないと駅にいけないため仕方なく歩いているが、ネオンの光りに溢れた歓楽街。お酒を飲んだり、女の子と遊んだりする店も多く、やはり男はバカなのかなーかと思う。
ネオンにネオン、ネオンしかないんかいという感じだった。
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