きおく

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きおく

ぼくは、不幸ではなかった。 おとうさんはいなかったけど、おかあさんとふたり でも 優しくて あたたかくて 幸せな毎日だったけど ある日 嘘のおとうさんがやってきた ぼくを 殴って 蹴って  いつも楽しそうに 笑ってる ぼくは 痛くて 怖くて おかあさんにかけよったけど おかあさんは ぼくを  ダメな こ だね と 叱った 嘘のおとうとは ぼくをみて   死んじゃえ と わらった。
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