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「そうですね。僕らにとってはこの道は不利になるし、 あの上で襲われたら
一溜まりもないしね。一番いいのは雨宮さんの舌で僕を向こうまで
放り投げた後、 その舌を向こうで僕が引っ張って雨宮さんを向こうへ
引き寄せます。これが今の僕らに出来る最大の手段かと思います」
僕は策を雨宮さんに説明した。すると雨宮さんは満面の笑みで
「こーちゃんがそういうならやってみよ」
疑う素振りもなく頷いた。
早速作戦を結構しようとした時、 背後から強い視線を感じ
雨宮さんを抱え横に飛び退いた。
その途端、 銃声が響き渡り先程まで立っていた場所の床が
ハチの巣になった。
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