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「たしかに、早く結婚したいって思いはあったけど、それはね、2番目なの。
まず、優と一緒に居ることができることが1番だよ!」
その言葉を聞きたかった。でも強要するわけにもいかなかった…優は、崩れ落ちた。
沙月は、崩れ落ちる優を両手で抱きしめた。
「優は、優しいから自分で抱え込んで解決しようとするんだよね…そういう所は直さないとね!」
「う……うん」
出会えたのが沙月で本当に良かったと、心の底から思えるそんな瞬間だった。
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