ささやくように

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「沙月、好きだよ…って3回くらい言ってたの、、、  寝言は、無意識で言ってるはずでしょ?だから、これが本音なんだって思って」 確かに寝言で嘘はつけない、優もそう思った。 「だから、好きなのに別れたいって言ってるのには何か他の理由があると思って考えたの。」 「それで、分かったのかぁ。」 沙月との関係を繋ぎ止めてくれた無意識の自分に対して優は感謝した。
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