猫とネコのじゃれ合い

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猫とネコのじゃれ合い

「みーたん」 「、、、、」 「みぃーたぁーん」 「何?さーたん」 あなたは 眉をひそめて 少し面倒くさそうに こっちを向いた 「さっきから、ゲームばっかりやん」 「だって今いいところやし」 「ゲームとさなのどっちが好きなん?」 「そんなん、決まってるやん」 また画面に視線を戻すし、、、、 わかってても あなたの口から聞きたい 「ゲームやんな」 「ええもん、さな拗ねるし」 いつものパターン笑 「終わり!」 あなたは ケータイをシーツの上に滑らせた 私はソファーで両膝を立てて 丸まりながら ずっとみーたんを眺めてた ベッドから降りて 外またでこっちに向かってくるあなた ツンデレみーたんが来た あなたは 何も言わず 片膝をソファーに乗せ 私のことを抱きしめた この匂い好き みーたんらしいから アクアマリンのベースで ジャスミンの香りが ほのかに香る 力いっぱい 私のことを包み込む 「あーん、痛い、、、、」 「これぐらい平気やん」 「寧ろ、強い愛情感じるやろ?」 Sみーたん笑 そうだよ そのしなやかな体で 隙間なくくっついてくれる さなは 満足です。 今度は私の番 ゆっくりと 上半身を剥がして ぽっぽを迫った 唇を尖らせる 私のことを トロッとした目で ジーッと見つめるあなた たまらん好きなんやけど 「して欲しい?」 またさなのこといじめる 答えるの恥ずかしいやん 私は目線を1度落とした すると あなたの細い指先で 私のあごをクイッと上に、、、、 みーたんの長い睫毛が見えたと思ったら 唇を唇で塞がれた。 「にゃーん」心の声 ダーリンのキスは 蜜の味。 END
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