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悟は自宅に戻った。すると警察官が来ていた。何か父親と話していた。玄関のドアや階段に手すりや壁などの指紋や遺留物などを調べているようだった。悟は自宅の部屋に入ると警察官が来ていて調べていた。
「イカ型の異星人てどんな姿をしていたのですか?」警察官にたずねられた。
「イカみたいな形をしていました。体は二メートルくらいありました」悟は答えた。
悟は鞄を持つと玄関に出た。
「学校に行って来ます」悟は言って玄関を出て道を歩いた。
悟は学校に着いた。午前中の授業は終わっていた。悟は授業の後に教室に入った。昼の給食の時間になっていた。
金井の姿を見たので声をかけようかどうか迷った。「悟」金井は声をかけてきた。
「はい」
悟はかしこまった返事をした。それで金井は少し笑った。
「イカ型の異星人を発見したらしい」
「誰が?」
「黒山が」
「本当に?」
「本当だ」
「やったな」悟は気持ちは安心してきた。
異星の兵士に助けてもらえるのだ。悟は気分が良くなってきた。康之は悟のそばに来た。
「お母さんがいなくなったのか?」
「実はそうなんだ」悟と康之と金井が一緒に給食をするなんて、少し前までなら考えられなかったことだった。
「それでオレの母は助かるの?」
「もう居場所は突き止めたらしい」
金井は話した。
「あとは突撃だな」康之は言った。
「まさかお母さんにもしものことがあったら困るだろ。突撃はしない」金井は康之の言葉を否定した。
「そうなの?」康之は意外だなという顔をした。
「何でも良い、助けてほしい」悟はそんな言葉を発した。
金井は給食の牛乳を飲んだ。
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