蛇型第3話

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 悟は父親が目覚めたと思ったらまた寝始めたので体を揺り起こした。 「何だ」  父親は目を覚ましたようだった。 「イカ型の異星人が侵入した」  悟は言った。 「夢でも見たんじゃないの」  父親はそう言ってまた寝ようとした。 「オレの部屋に入って来た」悟は父親を起して彼の部屋に入るようにさせたかった。 「ありえないから」  父親は悟を相手にしなかった。 「蛇型の異星人がいるのだから、イカ型の異星人がいたっておかしくないよ」悟は話した。 「そういえば」  父親は目覚めて起き上がり、悟の部屋に入って来た。
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