高3 春

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「凪……。気付いてると思うけど、言うね。私、ずっと凪のことが好きでした!進学先は少し離れちゃうけど、私と付き合ってください!」 高校の裏庭、彼にした告白。 凪は、真っ赤な顔で私を見ていた。 私は少しだけ内心、やったと思った。 初恋が実るのだと。 長い長い片想いに終止符が打てるのだと。 しかし。
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