3つ子が恋したら

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元気になり、3人は仲良くエッチをした。 リクとカイは特に溜まっていたので、何回も何回も。 「ソラ、看病ありがとうな、大変だったろう」 行為を終え、ベッドで3人は仲良く裸でくっつき合った。 リクがチュッとソラの唇に優しく可愛いお礼のキスをした。 カイも同じく左のソラのほっぺたに可愛く優しいキス。 「う、うん...」 ソラには隠し事が出来たようだ。 まだ、恭一が2人の看病を手伝ってくれたことを言えていない。 ましてや、恭一にキスされたなんて言えない。 慎重で口下手な性格のソラは戸惑っていた。 それからほんの2日後。 ようやく両親も久しぶりの旅行から帰ってきた。 両親が買ってきたお土産をソラはお礼に渡したい、と思った。 「ねえ、これ、恭一さんにも渡し行かない?」 偶然にもリクからの助け舟が来た。 3人は恭一に会いにコンビニに向かった。 しかし、ソラの様子がどうも変だ。 「ぼ、僕は外にいるから、渡しておいでよ」 「なに言ってんだ?気を使わなくていいよ、ほら、ソラも来なよ」 カイに引っ張られ、結局、3人は恭一の元へと歩み寄る。 「これ。両親の旅行土産です。よかったら」 リクが紙袋に入った和菓子を恭一に差し出した。 「よかった、すっかり良くなったね」 「えっ」 「凄く熱も高かったし、ソラも心配していたよ、凄く」 リクとカイは顔を見合わせ、そして、2人はソラを見た。 消えて無くなりたい...そんな思いでソラは俯いていた。 「...どういうこと?ソラ」 「ソラと2人で看病したんだ」 「...ソラ?」 くん、が付いていない事に、2人はようやく気がついたようだ。 突然、ソラは走ってコンビニを抜け出した。 リクとカイが、ソラ!と声を上げたが立ち止まらなかった。 2人は急いで、ソラを追いかけた。 「ソラ!待てよ!」 必死に走るソラだったが、体力を無くし、 公園で立ち止まった。 「どういうこと?ソラ」 しばらく無言のソラに、リクは近くの自販機で3人ぶんの飲み物を買うと、1本をソラに差し出した。 「とりあえず、座って、ソラ」 ベンチに促すと、リクの隣にソラが腰掛け、遅れて、隣にカイが座った。 すぐにリクはオレンジジュースを開けて飲み始めたが、ソラのぶんはいつまでも手のひらに包まれたままだ。 「なにかあった?ソラ」 カイもジュースを飲み始めた。 「...怒らない、て約束してくれる...?」 「怒らないよ」 リクとカイの声がハモる。 「...実はね。リクとカイを看病したのは僕じゃないんだ。恭一さんなんだ」 2人はきょとん、とした。 「僕、2人が苦しそうなのを見て、どうにかしなきゃ、て...コンビニに買い出し行ったらね、恭一さんが着いてきてくれて、恭一さんが看病してくれたんだ...」 2人はジュース片手に。 「...なんだ、そういうこと」 そう言って微かに微笑んだ。 「ソラ1人じゃ、大変だと思ったんだろ」 リクがポンポン、愛おしい瞳をし、優しくソラの頭を叩いた。 「そ、それだけじゃないんだ」 「ん?」 長い沈黙のあと。 「...キスされたんだ」 その瞬間。 「キス!?」 リクとカイは同時に叫び、立ち上がる。 「なんでまた」 「わ、わからない。2人があまりに苦しそうだし、どうしたらいいか、わからなくって、動揺していたら...」 2人が困惑した表情を浮かべ、ベンチに座り直した。 「ソラは悪くないよ、ソラからした訳じゃないんだろ?」 「そうだけど...」
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