2021.08.09

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そして、出来上がった作文を、母上に見せました。 「母上、出来たよ! 読んでみて」 「あらあら。早いこと。いちは本が好きだもんね。わかったよ」 胸をドキドキワクワクさせながら、母上が読み終わるのを待ちました。 (きっと誉められるに違いない。いつも母上は、私を誉めてくれるもん) そして…… 「いち……あんた……」 「え? なに?(ワクワク)」 「これじゃ、ダメだ」 (○_○)!! ぎゃふん!!!!_| ̄|○  いち、あえなく撃沈……チーン 更に、ダメ出しをお見舞いされました。 母上は、大の読書好き。 母上の部屋の本棚には、200冊以上もの小説が並んでおります。 そう。 そこらの母上たちよりも、読むことに特化した人だったのです……_| ̄|○ナンテコッタイ 最終的に、「明日までに、言われたことをよく考えて書き直して、また持ってきなさい」そう言われて、しゅんっ( ´-ω-)としたのを鮮明に覚えています。 そして、その次の日のことも……。
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