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次に目を開けた時には前世の記憶と共に悪役令嬢で最終的に王子に断罪される、という未来を知った。
そして、誰も邪魔しないようにとただの令嬢として生きることを決めた。
しかし、何の因果か王子たちに求婚されることになり、そのうちの一人と結ばれたのだった。
そんな物語をかつての私、つまりプロローグに出てきた女性がこの世界の元悪役令嬢の現ヒロインに転生してしまったという訳だ。
そして、前世を思い出したのは良いが、何故だか分からないが、物語にはない悪役令嬢の断罪のシーンで運悪く転生してしまった。
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