意志を持つ者たち

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「あ、それと……」 「はい?」 何かを言いかけるジールにアリスティアはなんだろうかと首を傾げる。 「俺は正確にはベール王国の神様じゃないからな」 「……どういうことです?」 「俺はどっちかっつーと、その神様になんだ。だから神は他にいる」 「……どんな方なのですか?」 「神様は……多分アリスティアも近いうちに会うだろうけど、顔が整ってる」 「……は?」 真顔で諭すように告げるジール。 「他に特徴はないのですか?」
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