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「アリスが留学するんなら俺も学校行こっかなー」
突然、話題を変えるジールにマイペースだなと思いながらも話題が変わったことに安堵したアリスティアは、ジールの言葉に乗ってみた。
「ジールは学校に行っていないのですか?」
「ううんー、俺は学校に在籍はしているけどここ七ヶ月くらいは通ってないなー」
「はは……」
現代の日本なら留年しそうだな、と思いながらもアリスティアは乾いた笑いを零した。
「んじゃ!アリス!また学園で会おうぜ!」
「え?私まだどこに行くか……」
決めていない。という前にジールは消えてしまった。
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