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留学生のアリスティア
ジールと出会った2日後、アリスティアはベール国内の学園に居た。
先生に紹介される際、クラスメイトとなる生徒たちからは隣国の者ということや、留学生が女生徒だということもあり、色々な視線を向けられた。
"隣国の公爵令嬢"、"留学生の女生徒"
そして、王城に滞在する令嬢。
それらに対する反応は様々だった。
授業が終わり、まず初めにアリスティアに近づいてきたのは、黒髪が鮮やかに輝く優しそうな令嬢だった。
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