留学生のアリスティア

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マリー本人曰く、アリスティアの自国での婚約破棄の話はこの国では割と知られている事らしく、それと同時に堂々としたアリスティアの態度に心酔したそうだ。 だから、マリーにとってアリスティアは神様のような存在という。 「……はぁ、分かりましたわ。マリーさん」 「"マリー"」 「……マリー」 彼女の威圧に押され渋々アリスティアが応えると、マリーは嬉しそうに笑った。
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