ベール王国第一王子

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ベール王国第一王子

今現在、アリスティアはジールの腕の中にいる。 「ジール、離れてください」 「んー……」 すっぽりとはまるサイズ感に、気を良さそうにジールは鼻歌を歌っており、アリスティアの言葉は耳に入っていないようだ。 「ジール!いい加減に……」 アリスティアが言い終わると同時にジールはいつの間にか消えていた。 と言うよりも床に這いつくばっていた。
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