ベール王国第一王子

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「えっ、えっ!?」 アリスティアは訳が分からず、一連の流れを遠くから眺めていたアイリスとマリーの方を見ると、マリーは気まずそうに目を逸らし、アイリスは親指を立てパチリと片目を瞑っていた。 「????」 さらに周りにいる生徒を見るがどの生徒もアリスティアと目を合わせようとしない。 (え、私もしかして知らないうちに無礼を働いたんじゃ……) おろおろと慌てふためく、アリスティアを見てやっとの事で落ち着いたジールがぽんと肩に手を置いてくる。
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