神は令嬢をご所望のようです

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「はっはっは、お前面白いな。神のようでは無いと思われたのは初めてだ」 「……え、あっ」 心の声が漏れていたのかとだらだらと冷や汗を流し焦るアリスティアに、ベルは彼女の頭を撫でながら言う。 「心の声が漏れていたのでは無い、お前の顔に出ていた」 「……ぅ、し、失礼しました」 「良い良い、ジールから話は聞いていたが…本当に変わった波長を持っている。 ……気に入った、アリスティア! レギーのものでないなら俺の嫁に来ないか?」 「は!!??」 突然の求婚にアリスティア思わず大声をあげてしまった。
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