31人が本棚に入れています
本棚に追加
ファーティスは婚約者でも無いリーリアムを、リーリアム嬢とは言わずに、リーリアと渾名で呼んでいる。
今日、アリスティア達がいるこの場は国王の誕生パーティーであり、貴族達が多く集まっており、また玉座には国王が臨席している。
アリスティアはちらりと国王の方に目を向けると国王は大層驚いていた。
恐らくファーティスから何も聞いていなかったのだろう。
ここで、この断罪はファーティス独断で行われていることが分かった。
そして、幸い今のアリスティアには前世の記憶がある。
勿論、物語の内容も全て頭に入っている。
最もそれが今役立つかは分からないが…。
最初のコメントを投稿しよう!