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「おばあさま。私人間の男の人に恋をしてしまったの。人間になりたい。」 「人間になったら、二度と人魚には戻れないよ。それでもいいのかい。」 「ええ。あの人もきっと私のことを愛してくれているわ。だから大丈夫。」 「仕方ないね、お前の両親には私から言っておこう。月のない夜にこの粉を尾びれにかけなさい。すぐに人間の足に変わるだろう。」 「ありがとう、おばあさま!」
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