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「うんうん、それで?」  「どうも旦那の仕事や自分の仕事について嘘ついてることに一人のママが気づいて、そのこと本人に悪気なく、聞いたらしいの、そしたら次の日、そのママの子に莉々ちゃんが髪を切られたって大騒ぎして…莉々ちゃん、長かった髪がバラバラの長さになって部分的には五分刈りみたいになってて、泣いてたんだって」  「まぁ…ひどい……」  「けど、まだたった3歳の子にそんなことできる??て不思議に思った他のママ達が莉々ちゃんママが証拠として持ってきたハサミをその子に持たして紙を切らせてみたんだけど…その子左利きで、その右利き用のハサミじゃ紙を切るどころか上手く持つことすら出来なかったらしいの」  「えぇーどういうことー??」  「だから〜自分の嘘を見抜かれたママを陥れるために、莉々ちゃんの髪を自分で切って、その子に罪を被せるつもりだったのよ」  「…信じられない…」  「そうなの…怖い人よね…それからママ友たちに除け者にされて、一人ぽつんと…てなった訳」  「怖い……莉々ちゃん…可哀想に」  「莉々ちゃんも被害者よね。けど下手に同情して深入りすると取り返しのつかないことになるかも、2人とも気をつけてね」  
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