転校生、皆月 太陽襲来!!

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「はーい、馨っちのお出ましでぇーす!!」 「昼はご苦労だったね」 そう思うなら代わってくれよ。 そんな思いで西園寺先輩を恨みがましく見つめてるとキラースマイルで返された。強い。 ぐいぐいと奏先輩に引っ張られソファーに座る。 「ね、どうだったもじゃもじゃくん!!」 「先輩が期待してるほどやばい人じゃなかったですよ。…周りにいたら楽しそうな人でした」 眼鏡とカツラで顔が見えなくても喜怒哀楽が伝わるぐらいオーバーな太陽を思い出す。 「えっ、馨っちが笑ってるぅーーー!!!」 人をなんだと思ってるんだこの先輩は。 西園寺先輩まで軽く驚いている。 「思い出し笑いをする人間って、変態ならしいよ」 「そういう豆知識はいらないんで!」 背後からやってきたのは梓先輩だった。片手で開いている本で口元を隠しているのがなんとも可愛らしい。が、まことに余計な一言である。可愛いけど!! 「やぁーん、馨っちのむっつりスケベぇー!」 「その口塞ぎますよ」 「おやおや、ついに本性を現したね」 「西園寺先輩も加勢しないでください!」 生徒会の先輩たちは全くタチが悪い。 *~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~* 更新遅くなってすみません。
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