四月一日 うそつき
1/1
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
5人が本棚に入れています
本棚に追加
/
30ページ
四月一日 うそつき
拝啓 うつくしい君の心の琴線に僕の心が触れた時、 それは束ねられ溶けあい熱く焔へと変じる。 月はその焔を周囲に魅せつけるかのように キミの頬も体も際立たせ僕の瞳に笑みをたたえる。 敬具 四月一日、 僕はその手紙に封をして机の中へとしまった。 手紙を出す相手の住所はもう分からないからだ。 警察も分からないだろう。 了
/
30ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
5
スターで応援
81
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!