ラストエピソード4

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あれから、数年が、経った。 俺は、相変わらずな毎日を、送っていた。 都会から離れて、島に移住して、三年経った。 幸樹の話を、人伝で、聞いた。 幸樹は、天使に、なったようだ。 この世から、飛び出してしまったようだ。 病気になって、余命宣告を、受けていたようだ。 俺は、力が、抜けてしまった。 声が、枯れるほど、泣き叫んだ。 幸樹は、見据えていたのだろうか。 こうなることを、知ってて、離れて行ったのだろうか。 今は、もう、幸樹に、聞くことも、できないけど 俺も、嘘付きだったけど、幸樹、お前も、嘘付きだったな。 俺を、最期まで、上手く騙して、居なくなってしまった。 俺は、今も、1人でいる。 多分、あの世に、行くときに、幸樹に謝って 今度こそ一緒にいよう。
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