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どこに行くにも、いつも一緒だった。
幸樹の笑顔を、見ているだけで
幸せな気持ちになった。
高校を、卒業して、自然と一緒に
住むようになって、こんな時間が
いつまでも、ずっと続くと、信じていたのに
俺は、だんだんと、幸樹よりも、仕事仲間と
一緒に、過ごすようになって、たまたま行った
barで、屈託のない笑顔を見せる、猫のような
気まぐれなところもある、凛に、惹かれて行った。
凛と、過ごすようになってきて、幸樹の存在が
重く感じるようになってきたんだ。
全ては、俺が、悪いんだ。
幸樹のこと、ずっと愛していくと、あの日
誓ったのに、
俺は、【嘘つき】だった。
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