エピソード3

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幸樹は、薄暗い部屋の中 リビングにある、ソファに、もたれて 「…」長い沈黙が、続いて 幸樹が、黙ったまま、ソファから、立ち上がりリビングから出ていく 俺は、幸樹の後を、追いかけようとして 「今は、1人にしてくれないかな。」 そういって、寝室に入って行った。 鍵を閉める音が、響く。 こんな風になるなら、もうすこし 冷静に考えれば、よかったんだ。 重い身体を、ソファに、投げ入れて 横になる。 訛りのように、重い身体が、ソファに 沈んでいく。 瞼を閉めて、ため息をついた。 意識とは、反対に、深い眠りについた。
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