エピローグ

1/2
前へ
/9ページ
次へ

エピローグ

俺は、なりふり構わず、走っている。 あいつの、ところへ、1秒でも早く 向かうために、足が、もつれて、転びかけた。 チクショウ、舌打ちして、時計を見た。 20.25、チクタク無情に、時間が、過ぎていく もうすこしで、見慣れたマンションが、 見えてくる。 頼む。頼む。間に合ってくれ。 頼む。頼むよ。俺が、悪かった。 だから、頼むよ。
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加