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不気味に笑う男はやはり不気味な笑みを浮かべながら
内ポケットからそーっと手を取り出し…
…素直に…切符を見せた。
ハイありがとうぎょざいーす。
車掌は仕事を終えた。
…なんだこれ?
ガタタン ゴトン
ガタタン ゴトン ディーゼル汽車は行く
さっきは事なきを得たが、不気味に笑う男は相変わらず不気味な笑みを浮かべながら窓の外を見ている。
不意にクルッってコッチ見て来る!
慌てて視線をバッってそらす!
クルッ バッ クルッ バッ
何度も繰り返す。もうヤメテクレ。
しかし、実は見てしまった…奴は上着の内ポケットにピストルの様なモノを隠し持っている…⁉︎
どーしよう!
車掌?車掌に言おうか?
しかし、不気味に笑う男は不気味に笑いながらジーっとこちらを見ている。
しまった…ロックオンされてる!
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