1人が本棚に入れています
本棚に追加
倉庫で荷物の整理していたらサキが来た。
サキ『最近さぁ午後に時たまくるスーツの男がいるんだけどさ』
私『えっ?ヤバそうなやつ?』
サキ『いや ヤバそうじゃないけど‥同業者っぽいんだよね〜』
私『他店の偵察者じゃないの?品物マジマジと見てく?』
サキ『うん‥なんかねじっくり見てく‥普通の買い物する客とは違う感じ‥』
私『間違いないね!偵察者だね。どこの店のやつかね。挨拶しなきゃ(笑)』
サキ『ユラ コワ〜(笑)』
私『よしっ!終わり!野菜作るか!サキ一緒にやろ!』
サキ『いいよ!何する?』
私『とりま売り場見て確認しようか』
私とサキは売り場に出た。
品数が少なそうなものをメモして回った。
サキが私に小声で『ユラ!あの人!さっき話してた‥』と言った。
視線の先には 品物を見ているスーツ姿の男がいた。
私『間違いない!他店の偵察者だ。売り場整理するふりして傍に行ってみるわ』
私は その人の後ろの売り場を整理するふりして観察した。
『ここの店質が良いな‥鮮度が違う‥』
私は思わず振り向いてしまった。
『あなたは何者?』危うくそう言いそうになった。
その人は私に気づいた‥
私は軽く会釈してその場を去った。
『競合店のやつだ間違いない どこだろ?』
最初のコメントを投稿しよう!