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プロローグ
ここは陸地の最果て 海の始まりと言われているミナモシティ。
俺はそんなミナモシティ在住のミスト。
今から旅に出る。
「じゃあ行ってくる。」
「あら、もう行くのね。クロキは就職を機に一人暮らしを始めちゃったからお母さん、寂しくなっちゃうわ…。」
「何言ってんだよ。まだユリカもいるし、何なら親父のゲッコウガ達にブースターとグレイシアだっているじゃねえか。」
と俺は言った。
「ミスト兄さん、もう行っちゃうの?」
「お、ユリカも来たか。ああ。もう行くよ。船の時間だしな。偶には俺もクロ兄みたいに帰ってくるから、そんな寂しそうな顔するなって。なんなら電話してやろうか?笑」
と言い、俺はユリカの頭をぐしゃぐしゃと撫でた。
「そ、それはい、いいよ//頭ぐしゃぐしゃしないでぇ汗」
「いいじゃねえかどうせ寝起きなんだろ?笑…っとマジで時間やべえや。もう行くな!ゲッコウガ、2人をよろしくな!」
「コウガ!」
俺の言葉にゲッコウガはそう言い首を縦に振った。
そして俺は親元を離れ、旅を始めた。
「さーてと、俺の乗る船は、アレか!」
俺は船に乗った。
その船には
ジョウト地方、アサギシティ行き
と書いてあった。
船内
「へぇ、この船ってポケモン出してて良いんだ。…絶対的エースは出すわけにはいかないか。…ならコイツかな。ブラッキー。」
俺は腰に付けているモンスターボールのうちの1つを投げてブラッキーを出した。
ブラッキーは俺に抱きついてきた。
そう、このブラッキー、甘えん坊なのだ。
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