プロローグ

4/5
前へ
/183ページ
次へ
ルームサービスでカツカレーを注文した。 これは人間、ポケモン関係無く食べれるやつみたいだ。 てか人間の食べ物はポケモン達は食べれるけど、逆は必ずしもそうじゃないんだよな。 そして食べ終わった俺達。 俺はボーマンダ達をボールに戻した。 「よし、またちょっと探索してくるか。」 俺は部屋を出て船の探索を始めた。 そして甲板についた。 「いい眺めだな…。インスタ映えとかしそう…。」 と、海を眺めていると、 「あ、ここにいい男発見!」 と言う声が聞こえた。 そこにいたのは、可愛らしい見た目の少女。 そしてその後ろには大量のカメラマンやADらしき人達が何かめっちゃいた。 「あー…これってもしかしなくても、テレビの撮影ですか…?」 「察しがいいねぇ!当たり!私の事知ってる??」 「いや、知らないっすわ。俺、テレビとかあんまり見ないんで。ポケモン達と戯れてる方が好きなんで。」 と即答してやった。 「なら簡単な自己紹介からかな。私はアオイ!一応芸能人やってます!イッシュ地方を中心に活動してます。あなたは?」 「俺はミスト。ミナモシティ出身。他には…うーん…。一応チャンピオンズリーグの出場経験あるくらいの一般人。」 するとアオイとかいう芸能人は、 「おお!まさかのチャンピオンズリーグの出場経験がある人にインタビューしちゃいましたー!これは是非実力を見てみたいですね!では早速バトルしちゃいましょー!行くよダゲキ!」 いきなりダゲキを出してきた。 ならコイツかな。 「行けトゲキッス!」 俺はトゲキッスを出した。 「まずは電磁波。」 トゲキッスはダゲキに電磁波を繰り出し、ダゲキを麻痺させた。 「ダゲキ!ストーンエッジ!」 ダゲキはストーンエッジを繰り出そうとしたが、麻痺で痺れて動けない。 「よし、続けていくぞ。トゲキッス、エアスラッシュ!」 トゲキッスはエアスラッシュを繰り出し、ダゲキにヒットさせた。 「ふっふっふ…!ダゲキの特性は頑丈!絶対に一撃では倒れないよ!さて、もう一度ストーンエッ…うそー!?怯んでる!?」 そう、ダゲキはエアスラッシュの追加効果により怯んでいた。 「エアスラッシュは元々30%の確率で怯ませる追加効果を持ってる。さらにトゲキッスの特性は天の恵み。追加効果の出る確率が2倍になる。」 「つまり半分以上の確率で怯むの!?」 「そこからさらに麻痺も重なって、そっちが攻撃できる確率は32.25%、行動不能率は67.75%だ。」 「えぇ…。もうジ・エンドじゃ無いですか…。降参です…!これがチャンピオンズリーグの出場経験者の力、かぁ…。」 俺は芸能人のアオイとの勝負に勝った。 ピロリン 「ん?なんかiPhoneが鳴った。」 俺は画面を見ると、 【ランクがスーパーランクへと上がりました。】 と書かれていた。 そういえば、今回からチャンピオンズリーグへの出場資格が変わったって言ってたな…。
/183ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加